球磨焼酎
焼酎の最古の文字資料は、永禄2年(1559)の郡山八幡神社(鹿児島県伊佐市)のもので、450年以上の歴史がある。江戸時代、人吉藩の承認を得て米焼酎を製造する商家が数多くあり、年貢として納める米を原料として焼酎を製造する豊かさがこの地域にはあった。郡市の28蔵元が約200の銘柄を製造している。
球磨焼酎は、米のみを原料として人吉球磨の自然豊かな地下水で仕込んだもろみを蒸留する焼酎を指します。この「球磨焼酎」の名は、ウィスキーのスコッチやブランデーのコニャック、ワインのボルドーなどのブランドと同様に、世界貿易機構(WTO)により、地理的表示の産地指定を受け、国際的なトップブランドです。それぞれの蔵により、こだわりの製法で作られた球磨焼酎を是非、楽しんでください。