球磨川(くまがわ)

球磨川は日本三急流の一つで、古くから舟を使った水上交通が存在し、年貢米を始め様々な物資、人を運ぶ輸送・交通手段として利用された。寛文4年(1664)林正盛の亀割石の破壊による開削のおかげで、本格的な利用が可能となる。河口には八代御仮屋が設けられ、藩主の参勤交代時の休憩、船頭たちの拠点などに利用された。明治42年(1909)の鉄道開通により、交通・輸送手段の役割は鉄道に移り、現在は観光用の「球磨川下り」やラフティングの場として利用されている。

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