22.上手観音堂

上手観音堂(うわてかんのん)

相良三十三観音 第22番札所(聖観音)

二十二番札所。観音堂が巨岩に立つことから別名「岩立観音」と言われる。本尊の聖観音菩薩は檜の一本造りで子どもや妊婦の守り神です。
球磨川の右岸に屹立(きつりつ)する断崖の上にあるからでしょう。従来は札所に入ってなかったため、御詠歌はありません。しかし、この地頭平川氏の娘おいちの故事にちなんで、そのお墓とここの観音様に、安産を願う妊婦は少なくないようです。本尊の観音像の由来はあまりはっきりしませんが、一緒にお祀りしてある阿弥陀如来には天文九年(1540年)とあり、十六代と十七代の藩主の菩提をとむらった仏様です。あさぎり町須恵(旧 須恵村)には、昭和十年代にエンブリー博士が来町、当時の農村社会を調査し発表。「須恵村」の名は、世界的に有名になりました。

【住 所】〒868-0451, 熊本県球磨郡あさぎり町須恵
【電 話】0966-45-7226(あさぎり町教育委員会)
【営業時間】限定開帳
【定休日】
【WEB】https://www.town.asagiri.lg.jp/q/aview/37/746.html
【Wi-Fi】無し
【駐車場】旧須恵村役場に駐車可
【最寄の駅・バス停】くま川鉄道 あさぎり駅から車で13分
【その他】日本遺産

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