永田(芦原)観音堂(ながた(あしはら)かんのんどう)
相良三十三観音 第11番札所(聖観音)
臨済宗「聖泉院」(しょうせんいん)の境内にある本尊は、もとの寺の末寺「施無畏院」(せむいいん)から、明治時代に移されました。元の所在地が大村鬼木の芦原でしたので、今でも「芦原ん観音さん」と呼び親しまれているのです。梁の棟札には「鎮西路肥之後州球磨郡人吉庄大賑邑施無畏堂再興造営」の文字がみられます。ここの本尊は合掌しておられますが、それは手を合わせるあなたを拝んでいてくださっているのです。石段の脇には二基の庚申塔があります。一つには明暦三(1657年)という年号がみられ、堂には文化十三(1816年)の鰐口も。
【住 所】〒868-0012 熊本県人吉市瓦屋町
【電 話】0966-23-3234(聖泉院)
【定休日】無し
【WEB】無し
【Wi-Fi】無し
【駐車場】無し
【最寄の駅・(バス停)】人吉駅から車で20分
【その他】日本遺産