木下醸造所概要
この蔵の代表銘柄である球磨焼酎『文蔵』は、創業者の名前に由来する。人吉・球磨地方には「六調子」という民謡が伝わっており、その中に「〽田舎庄屋どんの城下見物~多良木の文蔵爺~」というフレーズがあることから、かなりの有名人であったようだ。そんな文蔵さんが蔵を創業したのは幕末の1862年(文久2)年のこと。今も当時の様子を伝えるかのような歴史を感じる建物で焼酎造りが行われている。「以前は量り売りをしていて、その時の通いとっくりや計量桝なども残されています。」と代表の木下弘文さん。その焼酎造りは昔ながらの製法を継承している。例えば『文蔵』は、昭和に白麴を用いるようになってからはほとんどそのまま。手づくり麹を使用した甕仕込みで、常圧蒸留で仕上げるという基本に忠実な実直なものだ。
こちらでの体験プログラムでは、現在の江戸時代の「茶屋」の風情を残し、150年の歴史を重ねてきた蔵を蔵人の案内でじっくりと見学できるというもの。今では使われることのなくなった大きな金属製の扉のカギ「落とし鍵」などの貴重なものもみられる。
木下醸造所 江戸時代頃の茶屋の面影が残る酒蔵見学
貴重な建物やしつらえを見学するとともに、焼酎造りの現場も間近で見ることができるプラン。
焼酎ミニボトルのお土産付き。
・所要時間 30分
・ご利用人数 1~5名
・20歳未満の方、車を運転される方は試飲体験ができません
※日程及び開始時間については、ご予約後の調整となりますので、変更をお願いする場合がございます。
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