20.植深田観音

植深田観音(うえふかだかんのん)

相良三十三観音 第20番札所(聖観音)

立像は正面を向いて置かれているが、座像はやや左を向いています。誰がどんな理由で座像を左に向かせたのでしょうか?堂内には、ご本尊の聖観音座像と不動明王像が安置されている。
本来の参道は、お堂の正面に設けられた作りつけの石段。とても急で、そのうえ磨滅しているため容易にのぼれない。しかしご安心あれ、別の道がありますから。本尊やお堂に関する伝承は、まだ解明されておりません。ただ、石段途中の地蔵尊や、境内の石柱に、文化九年(1812年)の年号が見られます。また五輪塔の地輪(ちりん)に、天正十六年(1588年)とあるのは、滋眼庵(じがんあん)の痕跡でしょうか。

【住 所】〒868-0442 熊本県球磨郡あさぎり町深田東870
【電 話】0966-22-3793(事務局)
【定休日】
【WEB】https://www.town.asagiri.lg.jp/q/aview/37/750.html
【Wi-Fi】無し
【駐車場】無し
【最寄の駅・バス停】くま川鉄道 あさぎり駅から車で10分
【その他】日本遺産

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